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子育てコラム 〜パパの子育て〜

コラム

2025.03.24

可愛いわが子のとの時間。

いざ一緒に過ごそうと思ってもどう接していいのかわからないというパパもいるかもしれません。

まだ言葉を話さない時期に泣かれてしまうと困ってしまいますよね。

どうして泣くのか?なぜ泣いているのか?

まず赤ちゃんの「泣き」について理解していきましょう。

赤ちゃんが泣く理由

それは、パパ・ママや周りの人たちに気づいてもらうための手段だからです。

言葉を話せるようになると、「パパ、○○やって!」と自分の思いを伝えられます。

まだおしゃべりができなくても1歳頃になると、パパのところに来て身振り手振りなどの仕草で要求を伝えることはできます。

しかし乳児期の赤ちゃんは、意思表示を言葉や仕草ですることはできません。

だから泣いて気づいてもらおうとするのです。

泣いたら要求を聞いてもらえるかもしれないと思うのです。

泣いたら必ずすぐに来てくれるのであれば、赤ちゃんにとっては安心です。

来たり来なかったりすると不安になるのです。

赤ちゃんに安心してもらうためには、まず、泣いたら反応してあげることです。

これがとても大切です。

泣いたら、パパが来てくれた!

この経験を赤ちゃんが重ねていくことです。

これを繰り返すことで、赤ちゃんは泣いたことで、パパを呼ぶことができた!

こうすればパパが来てくれるんだ!と、安心感が高まっていきます。

言葉と表情を一致させた言葉かけ

言葉の理解ができない時期の赤ちゃんに対しての言葉かけは、言葉と表情を一致させることを意識しましょう。

赤ちゃんが嬉しそうなときはパパも嬉しい気持ちを込めた声で、泣いている時は優しい声で、感情を豊かに話しかけてあげると伝わりますよ。

泣いたら反応するを繰り返すと?

泣くとすぐに大好きなパパが来てくれることを覚えると、泣くことが増えるのでは?と心配される方もいるでしょう。

その通りです!

赤ちゃんが泣いたからパパが行く!とういことを繰り返すと、赤ちゃんの泣く回数は増えるでしょう

それはなぜでしょう?

それは、泣いている時しか、パパが来てくれないからです

泣いている時は赤ちゃんのそばに行くけれど泣いてない時は、スマホやテレビを見ている。

このような対応をしてしまうと、せっかく赤ちゃんのためにと思ってしていることが、結果的には泣くことを増やしてしまいます。

赤ちゃんからの要求や意思表示が泣くことだけだと思ってしまうと、泣く回数が増えることになります。赤ちゃんからの意思表示は泣くことだけではないのです。

泣くこと以外でのやり取り

赤ちゃんには表情豊かに話しかけてあげるといいですね。赤ちゃんが「アー」と声を出したら、その声に応えてあげるのも大切です。

手を伸ばしてきたら、触ったり握手をしたりコミュニケーションをとりましょう。

足をバタバタさせたら、同じリズムの音で合わせてあげましょう。

赤ちゃんが笑ったら、パパも微笑み返しましょう。

赤ちゃんの行動1つひとつにパパが何かしらの反応をすることで、赤ちゃんの心は満たされていきます。

「泣いたらミルク」「泣いたらオムツ」だけではないのです。

「愛着関係」が深まる

パパが子育てに参加することは、成長に良い影響を与えます。

乳児期に触れた愛着関係が、パパが子育てに参加することで深まり、子どもの情緒や社会性の発達にも影響を与えます。

わが子の心を満たすために、ぜひ意識して取り組んでみて欲しいです。乳幼児期にしっかりやっておくことで、これから先の親子関係につながっていきます。


ご質問や聞きたいことなどありましたら、スタッフにお声かけください。

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