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子育てコラム 〜子どものケガ〜

コラム

2025.01.20

子育てをしていると子どもの小さなケガはつきものです。

「ケガも経験のうち」と分かってはいてもつい危険から遠ざけてしまいたくなりますね。

子どもは、乳児期から成長する中で何が危険で何が安全かを判断する力が少しずつ付いていきます。

それに加えて自己コントロール力も身に付きます。これは、ケガの経験から学ぶものです。

危険を排除し続けている環境で育った子どもは、チャレンジできないまま体だけが成長し、本当の危険に気づく能力も危険を避ける身体と心のコントロール力も身に付かなくなります。そうすると、自分の痛みを知らないばかりか、他人の痛みにも共感することができないのです。

子どもは何度も挑戦と失敗を繰り返し、自分で自分の安全を守りながら遊べるようになります。

もちろん、子どもたちを危険から守ることは必要です。しかし、それが必要以上になってしまっては、子どもたちの危険に対する判断力が養われません。本当に危険なものとの区別をつけられるよう、子どもたちに経験を積み重ねていって欲しいと思っています。

子どもは、一番身近で大切な大人に見てもらって励まされることによって、自信につながり自己肯定感を高めます。逆に失敗して落ち込んだりしているときも、その気持ちを受け止めてくれたという安心感が次なる力を生む事になります。

保育中の子ども同士のトラブルや、遊びの中で起こる怪我などには十分に配慮していますが、集団生活の中での出来事として、保護者の方にも十分ご理解いただきますようお願い致します。


ご質問や聞きたいことなどありましたら、スタッフにお声かけください。

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