一昔前までは、冬に流行っていた病気も最近では季節を問わず流行するようになってきました。
お子さんの体調の変化に早く気づき、重症化しないように気をつけて行きましょう。
新型コロナウイルス感染症
感染から約5日間(1〜14日間)の潜伏期間を経て、官房様症状(発熱、咳、喀痰、咽頭痛、鼻汁など)や倦怠感が出現し、一部の患者では嘔吐、下痢などの消化器症状を呈することもあり、それら症状が比較的長く、約7日間持続する。
発熱・喉の痛み・鼻水・咳・全身のだるさなどが現れますが、ほとんどの方は2〜4日で軽くなります。順調に経過をすれば、症状としては「かぜ」と大きな違いはありません。
発症日を0日目として、発症後5日間を経過するまでは外出を控える(※発症5日目も症状が続く場合:症状軽快から24時間経過するまで外出を控える)かつ、発症10日間が経過するまでは、マスク着用や高齢者等ハイリスク者との接触は控える。
インフルエンザ
集団生活の中で感染しやすく、発熱1日目から3日目をピークとし、7日目頃まで感染力があります。低年齢児では、長引くこともあります。
※発熱後の登園可能な日は、発熱した後5日を経過し、かつ解熱した後3日を経過してからとされています。(発熱した日を0日と数える)
ノロウイルス
突然の嘔吐から始まる場合が多く嘔吐が数日間続いた後に下痢が始まり、こちらも数日続きます。感染力が強いうえに乾燥にもよく耐えるため、嘔吐物をしっかり拭き取らないとウイルスが乾いて空気中を浮遊し、感染が拡大する恐れがあります。
※出席停止期間は定められていませんが、下痢や嘔吐などの主な症状が治まり普段の食事ができる様になることが登園の目安になります。
RSウイルス
ウイルスに感染してから症状が出現するまでの潜伏期間は約4日間です。感染の初期には、鼻水や喉の痛みが見られその1〜3日後に咳が出るようになります。成人や学童期の子どもであればこれらの症状は数日の経過で「風邪」として治癒します。
重症化する可能性も
乳児や心臓・肺の病気を持つ子どもやダウン症の子ども、早産児、免疫不全の子どもなどがRSウイルスに感染すると、さらに症状が進行し重症化する危険性があります。
※登園の目安は、「呼吸器症状が消失し、全身状態が良いこと」とされています。
発熱だけで判断せず、食欲や機嫌・便の様子・睡眠が取れているかなどいつものお子さんの健康状態と比べて変わったところはないか注意して見て行きましょう。
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