「アタッチメント」という言葉を聞いたことはありますか?
子どもと養育者との間の情緒的なつながりのことを「アタッチメント」と呼びます。
子どもが不安になるなどのネガティブな感情を抱いた時に、保護者がその気持ちに気づいて子どもをなだめてあげることで、子どもはそのネガティブな感情を調整できるようになります。
アタッチメントの形成
「子どもを抱きしめる」「声をかける」「話を聞く」など保護者の日常的なポジティブな養育行動の繰り返しがアタッチメントの形成につながります。
乳幼児期にアタッチメントを形成すると・・・
・自分が周りの人に対して「自分は守られている」「自分は愛されている存在だ」という安心感を得ることができる
・親子関係を良好にするだけでなく、今後の対人関係に好影響を与えていく
・好奇心、協調性、頑張る力、自己抑制などの「学びに向かう力」の土台になっていくものが育つ
アタッチメント形成につながる家庭での接し方
基本的には、多くの保護者の方が日々お子さんと接しているようなコミュニケーションがとても大切です。
例えば、子どもが泣き出したら「どうしたの?」と寄り添う。
転んでしまったら「痛かったね」と子どもの気持ちに共感して慰める。
仕事を終え保育園に子どもを迎えに行き、家に帰るとすぐに食事の準備をし、食べさせて片付け、お風呂に入れ、そして寝かせる・・・。
毎日本当に忙しいことと思います。
そんな忙しい中でもアタッチメントの形成は築かれます。
「食事の準備をしながら子どもの声に返事をする」
「子どもに微笑みかける」
子どもが発してきた言葉や行動に対し反応するなど、ちょっとしたことで子どもの気持ちは満たされていきます。
このように子どもとの心の通い合いにより、アタッチメントが形成されます。
特別なことはありません。
ちょっとしたふれあいがアタッチメントにつながります。
毎日の小さなちょっとしたことの積み重ねを大切にしていきたいですね。
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