子育てコラム 〜子どものやる気を引き出すには〜

子どもへの関わり

 4月当初を振り返ると大きな成長を感じますが、毎日生活を共にしているとできるようになるタイミングが分からず、つい手を貸しすぎてしまうことはありませんか?

ここで一度子どもへの関わり方について考えてみませんか?

この時期、具体的にお子さんができることはなんでしょう?

・歩けるようになったら、送迎時に靴を履いて歩いてくる。

・下駄箱から靴の出し入れをする。

・靴を1人で脱ぎ履きする。

・スプーンを使って1人で食べる。

・1人で着替える。

「まだ小さいから・・・」と言って、つい手を貸しすぎていることはありませんか?

やりたがる時がチャンス!

 うまくできないうちは時間がかかります。

朝の忙しい時間など親がしてしまった方が早いのでつい手を貸してしまいがちですがスムーズにできるようになるまでのしばらくの間、時間に余裕を持って準備をし、子どもに付き合ってあげたいですね。

こどもが「自分で!」とやりたがる時のチャンスを見逃さず、対応してあげたいものです。

子どものやる気を育てるためにもズボンや靴など保育園に着用させていくものは、着脱しやすいものかを考えて選んであげて欲しいと思います。

マジックテープで生地が柔らかいものは、子どもが1人でも履きやすいですよ。

親の管理も必要

とは言ってもまだまだ子どもだけでは管理できないこともあります。

例えば、爪の管理もそうですね。

伸びた爪は鋭くとても危険です。

運動中や子ども同士で物の取り合いなどをした時にお友達を傷つけることがあります。

小さい子どもは自分で爪の管理はできません。

小学校低学年頃から少しずつ自分で爪の手入れができるようになります。

自分で爪の手入れができるまでは大人がきっちりと爪のチェックとケアをすることが大切です。

保育園でも安全のため、週に1度(月曜日)に爪のチェックを行っていきます。

ご協力よろしくお願いします。

「失敗してもかまわないのだ!」という捉え方

 大人である親から見ると子どもは心もとない存在です。

3歳頃まではまだ幼いため、いろいろと心配になってしまうことも多いと思います。

しかし親が何かと手を出しすぎてしまうと、やりたがる気持ちの芽も摘んでしまうことになるかもしれません。

子どもの様子を見ながらやる気の芽を育ててあげたいですね。

「失敗してもかまわないのだ!」という捉え方をし、自発的に何かをしようとした点をクローズアップして褒めてあげましょう。

そして「次は、こうすればうまくいくよ!」と助言をし、「次は、うまくできるといいね!」と励ましてあげましょう。

 次は、どんなやる気の芽が出てくるか楽しみですね。

子どもと一緒にできることが増える喜びを共に感じて行きたいですね。

子育ては、親の忍耐力も試されます。

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