子育てコラム 〜叱るって悪いこと?〜

 例えば、テーブルの上にお子さんが乗ろうとしたとします。

止めるときっと泣くでしょう。そんな時どうしますか?

「家の中だからいいか」「まだ小さいから言っても分からないから・・・」「叱ったら可哀想・・・」そんなことを思っていませんか?

危ないことや人に迷惑がかかることは、その都度伝えていきましょう。

叱ることは決して悪いことではありません。

年齢に合った子どもに伝わる叱り方のポイント

0才〜1才前半頃 <言語が未熟、叱る言葉は1語2語で>

「イタイイタイ」「めっ!」というような言葉をその時その場で伝えたり、「え〜んえ〜んしちゃうよ」などの擬態語や擬声語を使ったりすると伝わりやすいと言われています。

1才後半〜2才頃 <2語文、3語文で話すようになる。叱る時も2語文、3語文で>

 叱るときは、短い文章にすると伝わりやすいと言われています。

例えば、友だちのおもちゃを取り上げてしまった時などは「これは〇〇ちゃんの。返そうね」というように、2、3語の短い文章で伝えましょう。

また、この時期になると自我が芽生え自分の思いが強くなります。

1回で言うことを聞かせようと思わずに一生懸命に根気強く伝えてください。

子どもが親の言うことを聞くようになるには、子ども自身の理解力の発達も必要です。

叱ってすぐに言うことを聞いてくれなくても大丈夫です。この時期の子どもは、ぐんぐん成長するため長い目で成長を見守りましょう。

3才頃 <経験を積み言葉が発達する。子どもがイメージできるように具体的に叱る>

 言葉が指すものや物の性質が理解できるようになっているため、子どもがイメージできるように具体的に叱ってあげましょう。

例えば、砂を投げてしまう時は「砂が目に入るとイタイからダメだよ」と言うように、ダメな理由を伝えるようにしましょう。

子どもは日々成長している

 まだまだ赤ちゃんだからと言って分からないと思ってなにも伝えないでいると、いつの間にか子どもは大きくなっていきます。

小さな子どもも周りの大人の話はよく聞いています。

その年齢に合った叱り方=しつけがあります。

○才になったからといって急に理解できるようになるわけでもありません。

小さい頃からの日頃の積み重ねが大切です。

しつけをしていく上で何よりも「親が望む子ども」に育てるのではなく「子どもが望んでいる親」になると言う気持ちを忘れないことです。

成果を急がず、ゆっくり子育てしていきたいですね。

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