みなさんは、食事をする際にどのくらいものを噛んでいますか?
小さい頃は、20〜30回噛むように言われましたね。
子どもの噛む力、咀嚼力(そしゃくりょく)は、体に様々な良い影響を与えています。
幼児期の食事
この時期は、まだまだ食べる(しっかりと噛んで飲み込む)経験が必要です。将来の食習慣と食の楽しさを育む時期でもあります。
「いただきます」「ごちそうさま」など食事の基本的なマナーも伝えていきたいですね。そのためには、体に合った椅子を使い、姿勢が崩れないようにします。
離乳食
離乳食といえば、まず「何を食べさせるか?」が気になると思います。それと共に「どんな食べさせ方をするか?」ということも考えていただきたいと思います。
スプーンを口の中まで入れて食べさせていませんか?
時間もないし、口に入ったら同じだしとにかく栄養を与えないといけないからと、スプーンを口の中まで入れていませんか?スプーンを赤ちゃんの上唇や上あごに押し付けないことも注意しましょう。
正しい方法は、スプーンを口の手前に水平に差し出し、子どもが自分から口を持ってくるのを待つことです。この時大切なのは、きちんと唇を使って取り込んでいるかどうかです。
たくさん噛むとどんな良いことがあるの?
①あごを発達させる
②唾液の分泌が増える
③食べ過ぎを防ぐ
④脳を発達させる
⑤豊かな表情が生まれる
スナック菓子ではなく、噛む力をつける自然のおやつを
スナック菓子など、いわゆるジャンクフードを与え出すと口腔内の環境というのは悪化していきます。
さつまいもをふかしたものやみかん、りんごなどをおやつにすることが一番自然で口腔機能の発達にも健康にも良いんですよ。
咀嚼をはじめ食事のマナーや食べる量など、気になることはたくさんあると思います。
しかし注意ばかりとなると、せっかくの食事の時間も苦痛なものになってしまいます。
子どもにとって家族で食卓を囲みながら食べることは、家族との関わりを持ちながら成長する大切な機会です。
「家族一緒に楽しく食べる経験」は、子どもにとっては美味しさの前提条件にもなります。
家族一緒に楽しい食事をたくさん経験させてあげましょう。
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